検査の目的
血液中に含まれるHDLコレステロールの値を調べます。HDLコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれ、血液中のLDL(悪玉)コレステロールを回収します。HDLコレステロールの値を調べることで、動脈硬化などのリスクがわかります。
血液中に含まれるHDLコレステロールの値を調べます。HDLコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれ、血液中のLDL(悪玉)コレステロールを回収します。HDLコレステロールの値を調べることで、動脈硬化などのリスクがわかります。
要受診 | 要注意 | 基準値 | 要注意 |
29以下 | 30~39 | 40~119 | 120以上 |
(単位:mg/dl)
善玉コレステロールの値が低いと悪玉コレステロールが増加するため、動脈硬化などのリスクが高まります。そのため一般的に善玉コレステロールの値が高い人は長生きする、と言われていました。ところが、なかにはコレステロール転送たんぱく欠損症によって値が高くなることもあります。この場合、動脈硬化の発症や進行の原因となるため、基準値を上回っていても注意が必要です。
【基準値以下】
脂質代謝異常、動脈硬化、糖尿病、心筋梗塞、高血圧など
【基準値以上】
コレステロール転送たんぱく欠損症