検査の目的
がんになると発生する特殊なたんぱく質やホルモン、酵素などの有無を検査し、がん発見の手がかりとしてスクリーニングするのが腫瘍マーカーです。がんができる部位によって発生する物資は違うため、腫瘍マーカーの種類もさまざまです。
CA19-9は、消化器系の中でもすい臓がん、胆のうがん、胆管がんの腫瘍マーカーとして用いられ、高い数値を示します。
がんになると発生する特殊なたんぱく質やホルモン、酵素などの有無を検査し、がん発見の手がかりとしてスクリーニングするのが腫瘍マーカーです。がんができる部位によって発生する物資は違うため、腫瘍マーカーの種類もさまざまです。
CA19-9は、消化器系の中でもすい臓がん、胆のうがん、胆管がんの腫瘍マーカーとして用いられ、高い数値を示します。
基準値 |
37以下 (RIA法) |
(単位:ng/ml)
数値が37~100ng/mlでは、肝炎や肝硬変、胆石症などがん以外の疾患が疑われます。100ng/mlを超えてくると、すい臓がん、胆のうがんや胆管がんの可能性が高くなります。胃がんや大腸がんなど他の消化器系の臓器にも数値があらわれます。
すい臓がん、胆のうがん、胆管がん、胃がん、大腸がん、肝炎、肝硬変、胆石症など