検査の目的
ほとんどの臓器や組織に含まれる酵素です。肝臓、小腸、胎盤、骨などに多く含まれ、これらに異常が生じると、数値が高くなります。そのため肝機能の異常や、肝臓から十二指腸への胆汁の動き、悪性腫瘍が骨に転移していないか、などがわかります。
ほとんどの臓器や組織に含まれる酵素です。肝臓、小腸、胎盤、骨などに多く含まれ、これらに異常が生じると、数値が高くなります。そのため肝機能の異常や、肝臓から十二指腸への胆汁の動き、悪性腫瘍が骨に転移していないか、などがわかります。
要注意 | 基準値 | 要注意 | 要受診 |
79以下 | 80~260 | 261~389 | 390以上 |
4NPP基質法(単位:IU/l)
ALPは検査方法にってその基準値が大きく異なります。
などです。 検査結果表に検査方法を書いていない場合は、受診施設に問い合わせてもいいでしょう。
また、女性より男性の方がやや高く、小児は成人よりも高い数値となります。食事の影響も受け、食後は数値が上昇します。空腹時に採血しましょう。
【基準値以下】
亜鉛欠乏、甲状腺機能低下症、遺伝など
【基準値以上】
急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、胆管結石、胆管がん、潰瘍性大腸炎、骨折、甲状腺機能亢進症など