検査の目的
血清中に含まれるたんぱくの総称です。その種類は100種類以上ともいわれ、すべてが生命維持の重役を担っています。肝臓や腎臓の働きに異常が生じると、血清中のたんぱくの代謝が乱れるため、たんぱくの総量を調べることで、肝臓や腎臓の状態を知る目安となります。
血清中に含まれるたんぱくの総称です。その種類は100種類以上ともいわれ、すべてが生命維持の重役を担っています。肝臓や腎臓の働きに異常が生じると、血清中のたんぱくの代謝が乱れるため、たんぱくの総量を調べることで、肝臓や腎臓の状態を知る目安となります。
要受診 | 要注意 | 基準値 | 要注意 | 要受診 |
5.9以下 | 6.0~6.4 | 6.5~8.0 | 8.1~9.0 | 9.1以上 |
(単位:g/dl)
食事の影響はありません。乳幼児は成人より低めですが、成長とともに増えていきます。一方、高齢になるに従って数値は下がります。
血清総たんぱくだけでは、病気は確定できないので、異常値の場合には更なる検査を行います。
【基準値以下】
ネフローゼ症候群、急性腎炎、免疫不全疾患など
【基準値以上】
肝硬変、慢性肝炎、急性腎炎、多発性骨髄腫など