検査の目的
血液中の尿素窒素量を測定し、腎機能・肝機能の状態を調べる検査です。
体内のたんぱく質の老廃物が尿素窒素で、肝臓でアンモニアと二酸化炭素をもとに作られ、尿として排出されます。クレアチニン検査もあわせておこない、腎機能を総合的にしらべます。
血液中の尿素窒素量を測定し、腎機能・肝機能の状態を調べる検査です。
体内のたんぱく質の老廃物が尿素窒素で、肝臓でアンモニアと二酸化炭素をもとに作られ、尿として排出されます。クレアチニン検査もあわせておこない、腎機能を総合的にしらべます。
要受診 | 基準値 | 要受診 |
7以下 | 8~20 | 21以上 |
(単位:mg/dl)
数値が21以上で高ければ腎臓を、7以下で低ければ肝臓をの病気を疑います。腎臓の機能が低下していると、尿素窒素の排出量が減って体内に残り、血液中の濃度が上昇(数値が高い)します。逆に肝臓でつくられる尿素窒素量が減ると、濃度は低下(数値が低い)します。
【基準値以下】
肝硬変、肝機能不全など
【基準値以上】
慢性腎炎、腎不全、消化管出血、尿毒症など