検査項目のご説明

尿たんぱく

検査の目的

体内に必要なたんぱく質が、尿といっしょに排出されていないかをみます。通常、たんぱく質は血液中を流れてろ過され、尿細管で再吸収されたあと、また血液中に戻されます。尿たんぱくの数値や濃度が高い場合は、腎機能の低下や病気を疑います。

検査結果の見方

基準値 要受診
陰性(-)もしくは、1日あたり100mg未満 陽性(+)もしくは、1日あたり100mg以上

尿をたらして試験紙の色変わりをみる定性検査と、1日の尿たんぱくの含有量を測る定量検査などがあります。
定性検査で陽性(+)、定量検査で100mg以上の検出で腎疾患、尿路疾患などの疑いがあります。

見つけられる病名

【陽性(+)の場合】

腎炎、ネフローゼ症候群、腎硬化症、尿路感染症など