WHOの3月3日24時のデータによると、感染者88948人、死亡3074人。世界の74国・地域に広げている。 中国国内では、増加スピードが緩和され、感染者は125人増加、80151人。死亡は31人増加、2943人。感染及び死亡は主に湖北省に集中している。発生地とみられる中国を除くと、感染者は韓国、イタリア、イランの順で多い。新規の感染者数は韓国で2月19日から2桁になり29日は813人に達した。日本は国内感染999人、死亡12人に達した。WHOはイタリア・イラン・韓国・日本懸念すべき地域と注意喚起。
インド政府は3日、新型コロナウイルスの感染の拡大を防止するため、日本人をはじめ、韓国人やイタリア人、それにイラン人に発給されたビザを無効にすると発表した。
一方、治療薬をワクチンなどの開発は各国から発表されている。有効性として、日本の専門家は喘息の薬の使用は治療に有効と発表された。
新型コロナウイルスに感染して肺炎になった患者に対して、ぜんそくの治療に使われる吸い込むタイプの薬を投与したあと、症状の改善が見られたという報告が日本感染症学会のウェブサイトに掲載されました。報告した医師らは患者の数が少ないため、今後、他の医療機関と共同で効果について調べるとしています。
報告によりますとグループは、感染が確認され、肺炎になった患者3人に対して、免疫の働きを抑えるステロイドを吸入するタイプのぜんそくの治療薬、「シクレソニド」を本人の同意を得たうえで投与したということです。3人はいずれも65歳以上で重篤ではないものの酸素吸入をしていましたが、いずれも先月20日にシクレソニドを投与したあと、2日程度で改善が見られ、73歳の女性は退院したとしています。